日光・足尾エリア周遊に 東武鉄道がルートパス発売

下野新聞
2022年12月9日

東武鉄道は来年3月30日まで、日光・足尾エリアの鉄道やバスを利用できる「日光・足尾ルートパス」を販売している。

より気軽に日光・足尾エリアに足を伸ばし周遊してもらおうと、本県と群馬県を結ぶわたらせ渓谷線を運行するわたらせ渓谷鉄道と、日光市営バスを運行する同市と連携し、初めて発売した。

異なる交通機関を乗り継いで世界遺産「日光の社寺」や足尾銅山などの観光スポットを巡ることができる。

有効期間は2日間。出発地点の東武線の駅から東武日光駅(日光市)、市営バス、わたらせ渓谷鉄道、相老駅(群馬県桐生市)を経由する「東武日光廻(まわ)り」の経路か、その反対の「相老廻り」の経路のどちらかを選び、同一方向に限り、出発した駅までの乗り降りが自由となる(バスは1回乗車券)。

料金は大人3500円、子ども1760円。県内では9駅で販売している。

特典としてパスを提示すると、飲食店などで割引やサービスが受けられる。購入者限定の足尾銅山ガイド付きツアーにも参加できる。