茨城のイオン東海に新店舗 イタリア料理楽しみ、書籍通じて住民交流
■新たなにぎわい創出期待
茨城県東海村舟石川駅東4丁目のイオン東海店内に、イタリア料理を味わえ、書籍を通じて住民が交流できる新店舗「ラフェット・デラーブルイオン」がオープンした。子育て中の親子がのんびり過ごせるイベントの開催や、村内でコミュニティースペース「Lien(リアン)」を運営する一般社団法人ラフェット・デラーブルが開いた。村の活性化や新たなにぎわい創出に期待を集めている。
イタリア料理を提供するのは「カジュアルダイニングエビ」で、水戸市中央から移転。パスタや肉、魚料理のほか、さまざまな酒類も楽しめる。
隣には「amis(アミィ)文庫」があり、希望者が本棚を有料で借りてオーナーとなり、好きな書籍を置くことができる。会員登録をすれば有料で本を借りることができる。書棚のオーナー同士や本を借りに来た人たちと新たな交流が生まれることが期待される。
オープニングセレモニーが3日開かれ、同法人の切敷明彦代表理事や山田修村長らが出席してテープカットが行われた。山田村長は「民間のアイデアから新たな展開が生まれ、わくわくしている。村の新たな魅力として村内外に認知され、村が盛り上がってほしい」と祝辞を述べた。
切敷代表理事は「新店舗は村の中心地にあるので、さまざまな催しを企画してまちを活性化させ、村のイメージアップにもつなげたい」と抱負を述べた。カジュアルダイニングエビは、ランチが午前11時から午後4時、ディナーが午後5時から同10時(ラストーオーダーは同9時)。月曜定休。予約は(電)029(287)2808。