丹精込めた菊花、競演 茨城・下妻で640点展示 25日まで

茨城新聞
2022年11月15日

第37回下妻市菊まつり(同市菊花会主催)が25日まで、茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮で開かれている。市内を拠点に活動する菊花会や小菊会の会員たちが丹精込めて育てた大小の菊が見頃を迎え、参拝者の目を楽しませている。

境内には約640点が出品され、厚物や管物のほか、赤や紫、白、黄などの複数の菊の鉢を組み合わせた特作花壇が見どころ。午後9時ごろまでライトアップされている。

「赤富士」をテーマに県知事賞(特作)に輝いた高橋節雄さんは「今年は夏が暑く、咲かせるまで大変だった。苦労した分、良く咲いた」と笑顔を見せた。下妻市長賞(同)受賞の大月詮雄・菊花会長も「苗の成長が遅く苦労した。菊まつり全体では良い出来栄えで、立派に並べることができた」と話した。