田んぼで北関東PR 那須塩原 アートお目見え

下野新聞
2022年6月30日

【那須塩原】色が異なる9種類の稲を植え分けて絵を表現する「田んぼアート」の一般公開が29日、関谷の「道の駅湯の香しおばら」西側の水田で始まった。

制作したのは一区町、農業中野登喜男(なかのときお)さん(77)で、2011年から12回目という。今回は県のマスコットキャラクター「とちまるくん」や群馬県の「ぐんまちゃん」、茨城県非公認キャラクターの「ねば~る君」などを描いた。

テーマは「なんでだろう」。民間調査の都道府県魅力度ランキングで、北関東3県が下位に沈んでいることを中野さんが疑問に思い、アートにした。

7月の七夕の時期にきれいな写真が撮れるという。中野さんは「例年より色鮮やかにできた」と話す。

公開時間は午前9時半~午後4時。9月24日まで。(問)中野さん090・2329・1762。