国史跡の一里塚で 3年ぶり清掃活動 下野、造園建設業組合
下野新聞
2022年6月11日
【下野】市造園建設業協同組合は10日、今年で指定100周年を迎えた小金井4丁目の国史跡「小金井一里塚」で、新型コロナウイルスの影響で2020年度から中止していた清掃活動を3年ぶりに行った=写真。
同組合は09年度から、公園の美化活動を推進する市の事業「愛パークしもつけ」のボランティア活動として、同史跡の清掃を年6回実施してきた。
この日は12社から計12人が参加。塚や周辺の除草をてきぱきとこなし、久々の作業は30分ほどで終了した。
同史跡は1922年、国史跡に指定された。同組合の大橋久也(おおはしきゅうや)理事長(80)は「大事な市の宝。気持ちよく見学してもらえるよう、今後も整備していきたい」と話した。