大相撲「古河場所」8月11日 6月5日から先行販売 茨城
大相撲夏巡業の「古河場所」が8月11日、茨城県古河市下大野のイーエスはなもも体育館で開催される。主催の実行委員会(黒沢豊委員長)が27日、記者会見で発表し、古河場所担当親方の立浪親方=元小結旭豊=は「普段見ることができない稽古を公開し、初めての試みとしては、稽古を終えた力士が土俵上で観客と一問一答をするなどのファンサービスがある。ぜひ多くの人に楽しんでほしい」と語った。
同市での開催は1991年12月以来で31年ぶり。横綱・照ノ富士をはじめ、御嶽海や正代、貴景勝ら3大関、土浦市出身の高安など約190人の力士が参加する予定だ。午前9時の開場時刻に合わせて公開稽古を実施。順次、禁じ手を実演で愉快に紹介する初切(しょっきり)や相撲甚句などを実演する。午後1時から幕内・横綱土俵入り、午後2時から幕内取組、午後3時に弓取式・打ち出しで終了予定となっている。このほか、記念撮影といったファンサービスも行われる。
会見で黒沢委員長は「国技である相撲を地元で見る機会はなかなかない。楽しみにしている人も多く、当日は満員御礼にしたい」と意気込んだ。
1階・2階合わせ2092席。料金は4千~1万4千円。6月5、6の両日午前10時から午後4時まで同体育館で先行販売。一般販売は6月12日からで実行委員会事務局または市観光協会に電話予約する。後日、同体育館でチケットと引き換える。