稀勢の里 牛久でパレード

茨城新聞
2017年2月19日

大相撲の第72代横綱に昇進した稀勢の里は18日、地元・牛久市に帰郷した。一日がかりで横綱昇進を祝うパレードや市民栄誉賞贈呈式、祝賀会に臨み、古里の歓迎を受けた。

パレードは牛久市牛久町のJR牛久駅東口を出発点に開かれ、市民栄誉賞贈呈式と合わせて約5万人(牛久市発表)の観客が詰め掛けた。

稀勢の里は午後1時過ぎ、オープンカーでJR牛久駅前を出発。歓声を浴びながら牛久市役所までの約1キロの区間をゆっくりと進み、40分ほどで到着した。特設ステージの上で市民栄誉賞の記念章や表彰状、報奨金を受け取った。

その後、市役所近くのワイン醸造場「シャトーカミヤ」の中庭で千人が参加して祝賀会が開かれた。稀勢の里が会場を動くと観客がその後を付いて回るなど間近で見る横綱の姿に集まった市民らは沸いた。

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