春感じるボタン展示 日光 ニコニコ本陣に80種250鉢

下野新聞
2022年2月12日

 【日光】色鮮やかなボタンが楽しめる毎冬恒例の「日光街道今市宿 牡丹(ぼたん)室内庭園」が15日まで、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」ニコニコホールで開かれている。

 一足早く春を感じてもらおうと市観光協会が主催しており、10回目。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため2年ぶりの開催となった。

 国内有数の産地、松江市から取り寄せた約80種250鉢ほどが並ぶ。紅白の混在模様の「島錦(しまにしき)」や淡い黄色の「黄冠(おうかん)」など多彩な大輪の花々が飾られている。

 来場した今市、無職宮下浩美(みやしたひろみ)さん(65)は「種類豊富で見応えがある。期間中にまた来たい」と話した。

 また開催10周年記念として12、13日各午後2時から会場内で、日光観光大使による「花園コンサート」を開く。12日は箏曲家和久文子(わくふみこ)さんらが和楽器演奏を、13日は音楽家大嶋浩美(おおしまひろみ)さんと母の音楽家早苗(さなえ)さんがピアノなどを演奏する。

 午前9時半~午後5時。中学生以上200円。

 (問)市観光協会0288・22・1525。