コスモスでおもてなし 日光で見頃に 85歳、杉本さん一人で整備
下野新聞
2021年9月25日
【日光】鬼怒川温泉大原の国道121号(会津西街道)沿いにある和菓子店「虎屋製菓」の隣接地約3アールで、ピンクや白、赤色のコスモスが見頃を迎えている。
新型コロナウイルス禍の中、東武鬼怒川線沿線の道沿いに花を咲かせて観光客を迎えようと、同店店主の杉本一夫(すぎもとかずお)さん(85)が昨年、コスモスを育て始めた。鎌を使って1人で雑草を刈り取り、整備したという。
今年は4月下旬に種をまいた。9月中旬に咲き始め、好天に恵まれた23日は色とりどりの花が秋風に揺れていた。
杉本さんは「電車からも見える場所で、山と温泉街の風景を一緒に楽しめる。鬼怒川温泉に来てくれたお客さんに喜んでもらえたらいい」と話している。
見頃は10月中旬まで続く見込み。
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