五感で捉え「気」表現 日本画家・鈴木竹柏特集

上毛新聞
2021年8月20日

 現代日本を代表する日本画家、鈴木竹柏を特集した「気を描く」展が高崎市栄町の同市タワー美術館で開かれている=写真。9月5日まで。

 幽玄で重厚な風景画を描き、昨年101歳で亡くなった文化功労者。本県にも足を運び、妙義山をモチーフにした代表作「煌(こう)」など、風景に内在するという「気」を五感で捉えて表現した収蔵品19点が並ぶ。

 月曜休館。観覧料は一般200円、大学・高校生160円。問い合わせは同館(☎027-330-3773)へ。(綱島徹)