ブータンの文化暮らしを写真で 刺しゅう鮮やか伝統衣装も
上毛新聞
2021年8月12日
ブータンの魅力を発信する写真展「ヒマラヤの王国ブータン」が10日、上野村森のギャラリーで始まった。住民の暮らしや文化を伝える写真のほか、伝統衣装など計100点以上が並び、来館者を引き付けている=写真。9月26日まで。
世界各地の山岳・秘境・辺境を訪れ、壮大な風景と人々の暮らしを記録に残してきた大谷映芳さんの写真を展示。豊かな自然に囲まれながら生き生きと生活する子どもたちの姿、脱穀や製紙の作業風景を切り取った作品を紹介している。鮮やかな刺しゅうが施された伝統衣装も目を引く。
東京五輪・パラリンピックに向けて、村とブータンが友好関係を樹立したことを記念して開かれた昨年の写真展に続き2回目。
午前9時~午後5時。木曜休館。観覧無料。問い合わせは主催する村産業情報センター(☎0274-20-7070)へ。(村山拓未)