茨城県が研究開発、極早生「一番星」の稲刈り始まる 潮来の水田
茨城新聞
2021年8月11日
茨城県潮来市の水田で9日、極早生(わせ)品種の「一番星」の稲刈りが始まった。
一番星は「あきたこまち」に代わる品種として県が研究開発した。大粒でもちもちした食感があり、冷めてもおいしいことが特長。同市では、市大規模稲作研究会(橋本勇作会長)が2013年から生産に取り組んでおり、例年、お盆前の出荷を目指している。この日は、同市上戸の内野幸夫さん(70)の水田45アールで収穫が行われ、黄金色に実った稲穂がコンバインによって収穫された。
橋本会長は「天候に恵まれたこともあり、昨年よりも順調に育成できた」と出来に太鼓判を押し「お盆で帰ってくるご先祖様たちに、おいしい新米を届けてもらえたら」と話した。一番星は、12日から同市前川の道の駅いたこなどで販売される予定。
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