極わせ「一番星」稲刈り 潮来

茨城新聞
2017年8月8日

早場米産地の潮来市で、極わせ品種「一番星」の稲刈りが始まった。夏の日差しの下、黄金色に実った稲穂が次々と刈り取られている。

一番星は、県が「あきたこまち」に変わる極わせ品種として研究開発し、市内の農家でつくる潮来市大規模稲作研究会(宮本勝美会長)が2013年から、有機肥料を使った特別栽培米として生産している。大粒で食味が良く、粘りがあるのが魅力という。

同会によると、稲刈りは例年より5日早い今月6日に始まった。お盆前に出荷される予定。同市島須の水田で稲刈りに追われる内野幸夫さん(66)は「一日も早く、おいしい新米を食べてもらいたい」と話した。 

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