ゴーヤー収穫最盛期 苦み、えぐみ少なく 古河
茨城新聞
2020年7月28日
茨城県銘柄産地の指定を受けている古河市のゴーヤーが、収穫の最盛期を迎えている。
JA茨城むつみのブランド名は「惚(ほ)ろにがうり」。苦みやえぐみが少ないのが特長で、主な出荷先の京浜市場から高い評価を受けている。夏場の新たな品目として、旧三和町の農業後継者たちが2003年から生産を開始。昨年は32人が約8ヘクタールで生産し、出荷量は約402万トンに上った。
同市東山田の並木農園では、例年約20トンを出荷。今年は長雨の影響で収穫に遅れが出たが、高さ約2メートルのアーチ状の棚に長さが最大約25センチの実をたわわに実らせた。26日は専務の奈桐優治さん(45)らが頭上に手を伸ばし、雨露にぬれた実を傷付けないよう丁寧にコンテナに入れていた。
同市産のゴーヤーは地元の道の駅で販売している。奈桐さんは「古河に来たら、ぜひ購入して味わってみてほしい」と話した。
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