偕楽園隣接ゲストハウス 館内カフェ、7日開業 茨城県産食材味わえる
偕楽園や常磐神社に隣接し、千波湖を見渡せるゲストハウス「ときわ邸 M-GARDEN」(水戸市常磐町)が開業した。「令和の好文亭」をコンセプトに、約2年間かけて建設。茨城県産食材を使った料理を味わえる館内カフェレストランが7日にオープンする。
同館の建設は、同市街地の活性化を目指す「水戸ど真ん中再生プロジェクト」の第8弾。いばらきスポーツタウン・マネジメント(川崎篤之社長)が運営する。今月1日に開業し、宿泊やウエディング、カフェレストラン、貸し出しの4事業を展開する。
カフェレストランは約40席。季節に合わせた農家直送野菜、常陸牛やつくば鶏など地元産食材を使ったメニューを提供。料理を石岡市のきりの重箱に入れたり、コーヒーを笠間焼で提供したりして、室内も「茨城の粋を集めた」(同社)。
川崎社長は「多くの人に使ってもらえる、水戸のランドマークになれば。景観や空間、食べることを通じて水戸の良さを感じ、魅力を再発見できる場所にしたい」と話した。同館の雨宮加奈支配人は「M-GARDENに入ったとき、水戸の魅力が県外の人にも伝われば」と意気込んでいる。
カフェレストランは、8月末まで試験営業とし、毎週水-金曜、隔週土日を営業日とする。価格はランチが1450~2200円、デザートは450円から。同館では今月24、25両日、体験や相談ができるブライダルフェアも予定している。
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