食べ比べて まち元気に 【負けない 新型コロナ】「あしかが大麦餃子」使い 市内22店舗が独自メニュー
【足利】足利ブランド推奨品の「あしかが大麦餃子(ぎようざ)」を製造販売するグラン・シャリオ(山川町)は18日までに、同品を使ったオリジナルメニューを提供する市内の飲食店22カ所を巡るスタンプラリーを始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦戦を強いられている飲食店を元気にするとともに、市内活性化にも寄与する狙い。5店舗以上回ってスタンプを集めると、抽選で100人に同品の冷凍ギョーザなど各種賞品がプレゼントされる。8月31日まで。
あしかが大麦餃子は、食物繊維を多く含む県内産の大麦粉や押し麦を材料に使い、同社が開発した。主に冷凍ギョーザを緑町2丁目の直営店舗、太平記館、JA足利の農産物直売所などで販売している。
スタンプラリーは、同品が足利商工会議所主催の第5回足利ブランド推奨品に認定された記念と、市制100周年記念協賛事業として企画された。
同社の呼び掛けに応じたレストラン鼓々里(田中町)、パン専門店茶々(緑町2丁目)など22店舗は、それぞれ同品を使って考案したオリジナルメニューを期間限定で提供する。スタンプを集める応募用紙(A4判)は、各店に準備している。
グラン・シャリオは、この事業による収益の一部を足利山林火災の復興支援に寄付する。真尾進一(ましおしんいち)社長は「あしかが大麦餃子で飲食店を少しでも元気にし、足利を盛り上げていきたい」とスタンプラリーへの参加を呼び掛けている。(問)同社営業本部0284・22・7720。
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