昔の暮らし再現 茨城県立歴史館 体験コーナーも充実

茨城新聞
2021年5月5日

過去の日本人の生活を知り、未来の暮らしを想像してもらう展覧会「昔のくらし」が、水戸市緑町の県立歴史館で開かれている。場内に「昔のお茶の間」を再現。約100年前から使われていた生活用品などが展示され、当時の暮らしぶりを知ることができる。8月31日まで。

着物やよろいかぶと、茨城のおはやし演奏体験など、伝統文化を体感できるコーナーも充実。茨城のおはやし演奏体験コーナーでは、安波囃子(ばやし)など県内の民族芸能の太鼓演奏を体験することができる。

着物着衣体験コーナーでは、市内から訪れた朝比奈志保さん(42)、瑠望亜さん(9)親子が、色鮮やかな打ち掛けの試着を楽しんだ。2人は「なかなか着物を着る機会がないので、良い体験ができた」と喜んだ。午前9時半~午後5時。月曜休館(祝日など除く)。

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