ドラマにも登場の絶メシをネット通販で 高崎の食堂「大将」のギョーザ
上毛新聞
2021年2月26日
高崎市のグルメ情報サイト「絶メシリスト」に掲載されている大衆食堂「大将」(高崎市上大類町)の冷凍ギョーザが、インターネット通販で発売された。都内の企業が、新型コロナウイルスで打撃を受けた個人経営の飲食店を支援するため始めた取り組みの第1弾。売り上げの一部が店に還元される。
外食コンサルティングのミナデイン(東京都港区)が販売。製造を委託する九州の事業者の担当者が同店で修業し、レシピを再現した。ギョーザ発送時には写真入りで店を紹介するリーフレットを添えている。
大将の店主、秋山信一さん(73)は「味の秘密を教えた。何度も改良して店の味に近づいた」と話す。
「お取り寄せ絶メシ」と題した企画で、今後は全国の「絶メシ店」のメニューを扱う。絶メシリストは地域に長年愛され、失うには惜しい飲食店を紹介する高崎市のグルメ情報サイト。テレビドラマ化され、大将のギョーザは1月に放送されたスペシャル版にも登場した。
販売は特設サイトで行っている。20個入りで1480円。限定300食。問い合わせはミナデイン(050-3698-0100)へ。
同社は昨年7月から、絶メシ店のメニューを提供する「烏森 絶メシ食堂」をJR新橋駅近くで開いている。