見た目も華やかな限定フルーツサンドが話題 伊勢崎の堀込青果

上毛新聞
2021年2月19日

 群馬県伊勢崎市境栄の青果卸売り、販売の堀込青果(堀込克美社長)が、土曜限定で販売するフルーツサンドが好評だ。見た目の華やかさから会員制交流サイト(SNS)で話題になり、販売日は開店の30分以上前から客が並ぶほどの人気となっている。

 客の目当てはショーケースに並んだ色とりどりのフルーツサンド。ミカンやイチゴなど旬の果物がパンの間から顔をのぞかせる。娘を抱いて来店した女性は「1時間前に家を出た。どれもおいしそう」と吟味していた。

 果物に興味を持ってもらおうと、店員の堀込優一さん(24)が発案し、昨年12月に商品化した。1月上旬に写真投稿アプリ「インスタグラム」で発信したところ、若者の注目を引いて人気に火が付いた。発売当初の4倍に当たる400個ほどが約3時間で完売するという。現在は1人5個までの限定販売としている。

 優一さんは「果物を食べない若者が増えている。おいしさを知ってもらいたい」と話している。

 フルーツサンドの価格は仕入れに応じて変動し、250~500円ほど(税抜き)。日曜、祝日定休。問い合わせは同店(0270-74-3252)へ。