寒さ増し、鍋恋し 「うしく河童大根」収穫最盛期

茨城新聞
2020年11月1日

寒さが増し鍋料理の恋しい季節が到来する。牛久市では鍋の具材の一つでブランド野菜の「うしく河童(かっぱ)大根」が、収穫の最盛期を迎えた。

地元農協によると、河童大根は歯触りが軟らかく甘みがあるのが特徴。サラダなど生食だけでなく、味が染みやすく煮崩れしにくことから鍋料理や煮物に適している。

同市小坂町の生産農家、佐藤尚徳さん(43)は、ふかふかの軟らかい土からするりと大根を抜き取り、収穫を進める。「みそ汁に入れてよく食べる。おでんの具にもお勧め」と紹介する。収穫は12月上旬まで。首都圏を中心に沖縄などにも出回る。