「土浦の花火」を応援　実行委、グッズ贈呈や切手の限定販売

新型コロナウイルス感染拡大を受け中止となった「土浦全国花火競技大会」を応援しようと、土浦市などでグッズ贈呈や切手の限定販売が始まる。

■県外在住学生にTシャツや扇子　実行委「誇り感じて」

土浦全国花火競技大会実行委員会は、土浦市出身で県外に住む学生を対象に、「土浦の花火」をPRする花火グッズを100人に贈る。新型コロナウイルスの感染拡大で今年の花火大会が中止になったことを受け企画した。実行委は「花火のまちという市民の誇りを改めて感じてもらうきっかけになれば」と話している。

贈呈するグッズは、「土浦の花火」という言葉と花火の絵が描かれたTシャツ▽タンブラー▽エコバッグ▽扇子▽マスク▽ツェッペリンカレー1個-の6点(計5800円相当)。100セットを用意し、1人1回のみ申し込みでき、計100人に提供する。応募が多い場合は抽選。

対象は保護者が同市内に住む学生(大学、大学院、短大、専門学校、専修学校)。新型コロナの影響で帰省できない学生を応援する。

所定の用紙に必要事項を書いてファクスか郵送で申し込む。申し込み締め切りは9月18日(消印有効)。グッズは10月上旬をめどに送る。問い合わせは同事務局(市商工観光課花火対策室)(電)029(826)1111。

■オリジナル切手を限定販売　日本郵便関東支社

土浦市で毎年開かれる「土浦全国花火競技大会」をPRしようと、日本郵便関東支社(さいたま市)は花火大会を題材にしたオリジナルフレーム切手セットを限定販売している。新型コロナウイルスの感染拡大を受け今年の大会は中止となったが、花火の応援を込めて企画した。

オリジナル切手のデザインは「市制施行80周年記念　土浦全国花火競技大会」を主題にした。市が主催している「土浦の花火フォトコンテスト」の第1～8回の入選作品から6点を選んだ。音楽に合わせ連続花火を打ち上げるスターマインを中心に、色彩豊かな写真作品をデザインした。

1シート84円切手5枚で920円(税込み)、販売部数は600シート。県南の土浦、かすみがうら、つくば、龍ケ崎、取手、牛久、阿見、利根、美浦の9市町村の全郵便局計102局(一部の簡易郵便局を除く)と水戸中央局、県庁内局で取り扱う。問い合わせは関東支社(電)048(600)1043(土日、休日除く)。