大輪ボタン 新緑と共演 那須塩原・妙雲寺 31日まで「まつり」
下野新聞
2019年5月14日
那須塩原市塩原の古刹(こさつ)「妙雲寺」で、彩り豊かなボタンを楽しめる「ぼたんまつり」(塩原温泉観光協会主催)が開かれている。13日、来園者は赤や白、紫色といったボタンの花と新緑の“共演”を楽しんでいた。31日まで。
約200種3千株のボタンが本堂裏や墓地周辺に植栽されている。寺の檀家(だんか)でつくる「牡丹(ぼたん)を育てる会」によると、現在三分咲きで、20日ごろに見頃を迎えるという。
新緑に囲まれた境内ではボタンのほか、フジやサクラの花も開花。宇都宮市中里町、会社員渡辺章夫(わたなべあきお)さん(59)は「ボタンと新緑、サクラを見ることができ、一度に春を楽しめた気分」と笑顔を見せた。
午前8時半~午後4時半。入園料は200~400円。