香港から大田原に5人 ナシ狩りを体験 県経済同友会 モニターツアー
下野新聞
2018年9月6日
県経済同友会の「訪日外国人モニターツアー」で来日した香港の新聞記者と旅行会社社員のモニター5人が5日、大田原市の「乙連沢梨園」でナシ狩りを体験した。
訪日外国人の視点で県内観光地に対する意見などを聞き、外国人観光客増加へ向けた行政施策の提言につなげるのが狙い。
一行は4日に来日して本県入りし、7日まで県内の観光施設や名所を巡る。海外から本県へ誘客を促進するため県が昨秋、「とちぎインバウンド大臣」に任命した袁文英氏が社長のEGLツアーズ(香港)と連携して招いた。
5人は、乙連沢梨園の阿久津憲人(あくつのりひと)さん(36)から、採り方や「赤みを帯びてきた物が熟している」といった実の選び方の説明を受け、思い思いに「豊水」の実をもいだ。試食中も、メモを取りながら、生産状況などを熱心に尋ねていた。
東方日報記者の劉達衡さん(47)は「香港は(日本への)リピーターが多く、『体験』は面白いと思う。ナシ狩りは家族連れにいいのではないか」と感想を語った。
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