「和牛甲子園」特別賞の和牛販売 育てた栃木農業高の生徒がとりせん栃木店でPR

下野新聞
2024年3月7日

栃木農業高(栃木県栃木市)の生徒が飼育し、「第7回和牛甲子園」の枝肉評価部門で審査員特別賞に輝いた和牛の販売がこのほど、栃木市箱森町のとりせん栃木店で行われ、生徒5人が自ら店頭に立ち、思いの詰まった牛肉を来店客にPRした。

同店によると和牛の等級は最高のA5ランクで、肉質はサシが細かく入って柔らかいという。店頭にはサーロインステーキ用100グラム980円や、徳用切り落とし100グラム451円のほか、ローストビーフ丼698円などの商品が並んだ。

⇒<栃木・県南グルメ>焼肉 松喜(栃木)松喜セット カルビ、タン塩…ぜいたく部位を一皿に

生徒たちが「私たちが育てた牛です」「ご試食いかがですか」などと呼びかけると、訪れた客は次々と商品を買い求めていた。

3年鈴木小春さん(17)は「牛の観察をしっかりして衛生面や健康管理に気をつけて育てた。試食では『後味がさっぱりしていて柔らかい』という声も聞けたのでうれしかった」と話した。

和牛の販売は、栃木市大町の炭火焼肉おおつか栃木店でも行われた。

⇒栃木市内のグルメ、イベントも…北関東3県境の生活情報サイト「とりぷれ」

地図を開く 近くのニュース