福来みかん使いスイーツ いしおかサンド、石岡商高生が新作

茨城新聞
2016年11月8日

石岡市が取り組むオリジナルスイーツ「いしおかサンド」の商品開発に挑戦している県立石岡商業高校(同市東光台、中島敏治校長)の生徒が、同市八郷産の福来(ふくれ)みかんを使った新商品を完成させた。7日から、2週間限定で、同市内2カ所で販売を始めた。

商品は、福来みかん入り生地でヨーグルトチーズケーキを挟んだブッセ「ふくれちゃん」(200円)。同校としては、イチゴを使って作った商品に続く第2弾。3年生の課題研究の中の「商品開発」を選択する潮田和基さん、足立智啓さん、大山怜奈さん、荒井美月さん、大栗千佳さん、山根沙織さん、坂井綾菜さんの7人が取り組んだ。

具材は校内アンケートの結果で決め、同市柿岡のケーキ店「ぶれっどのケーキ屋さん」の久家方幸(まさゆき)店長に助言を受けながら、試作を繰り返し完成させた。

3日、同校文化祭で100個を先行販売し、2時間で完売した。山根さんは「見た目もみかんのように丸い形にした。甘過ぎず食べやすい」とPR。坂井さんは「果肉も入っていて福来みかんをふんだんに使った」と話した。

いしおかサンドは、柿やブルーベリー、リンゴなど地元食材を生地で包んでサンド状にするのが特徴。「石岡の新たなお土産を作ろう」と、市内13菓子店で始まり、今年で4年目。

「ふくれちゃん」の販売場所は、ぶれっどのケーキ屋さん(電)0299(44)0875、まちかど情報センター(同市国府3丁目)(電)0299(27)5171。 

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