「ららん」に観光案内所オープン 藤岡の魅力発信
上毛新聞
2017年3月27日
藤岡市が道の駅「ららん藤岡」(同市中)に開設した市観光案内所のオープニング式典が25日、同所で開かれた。世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の一つ、高山社跡など市内観光地への誘客に向け、新たな拠点をPRした。
市は総合戦略の中で年間約260万人が訪れるららんの交流拠点機能の強化を掲げており、案内所設置によって観光客が市内を周遊する機会を増やす狙いだ。
案内所を運営する市観光協会の矢島諭会長は「県と協力し、将来的には西上州や県全体の観光案内を果たせるようにしたい」と意気込みを語った。新井利明市長は「ここから市内へ、そして高山社跡へと観光を広げてもらいたい」とあいさつした。
式典では関係者によるテープカットの後、来場者にフレンチラベンダーなど花の苗200鉢をプレゼントした。
案内所には観光地やグルメ、宿泊施設、近隣市町村のパンフレットを置き、職員4人態勢で観光情報を提供する。
午前9時半から午後7時半。問い合わせは案内所(0274・50・9933)へ。
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