勝どきで武者行列が復活 4年ぶりに練り歩き 群馬・沼田市で「上州沼田真田まつり」

上毛新聞
2023年10月16日

上州沼田真田まつり(群馬県沼田市主催)が8日、同市の沼田公園(沼田城跡)で開かれた。武者行列や火縄銃演武が4年ぶりに復活し、多くの来場者でにぎわった。

武者行列には、地元の上州沼田手作り甲冑(かっちゅう)愛好会(鈴木章夫会長)をはじめ、玉村町や太田市の団体、真田ゆかりの長野、新潟のおもてなし武将隊など県内外から約110人が参加した。鐘楼前から、市産業展示即売会を開催するグラウンドまでを練り歩いた。

【関連記事】
「石田三成にとって沼田は重要だった」フォロワー21万人の「ジブ殿」がトークショー 群馬・沼田市

太鼓の音が響く中、初代城主の真田信之、小松姫役を先頭に、真田幸村の甲冑姿の鈴木会長(66)らの列が続いた。即売会場に到着後、来場者の願いがかなうよう勝ちどきを上げた。

武者行列の前後に、埼玉県寄居町の鉢形城鉄砲衆・居合衆による演武が披露された。鐘楼前の特設ステージでは各団体の武将が登場。市内の高校生が忍者姿で武者行列の旗持ちやプレート掲示、スタンプラリーの受け付けに協力した。

詳細はこちら