地産地消の料理提供、カフェ部門営業開始 栃木「パーラートチギ」
下野新聞
2016年12月6日
【栃木】若者のベンチャービジネスを支援する拠点「パーラートチギ」のカフェ部分が5日、営業を開始し、来場客が大正時代の洋館ならではの雰囲気と地産地消の料理を楽しんだ。
同施設は倭(やまと)町の国登録有形文化財「旧関根邸」を活用。カフェは2階建て洋館の1階店舗部分で、若手の経営者や事業者が集うだけでなく、地域住民が交流する場として利用できる。
この日のランチタイムには市内で採れた野菜などを使ったカレーなどが提供された。店主の鯉沼俊(こいぬましゅん)さん(29)は料理を説明するなど来場客と談笑。白を基調とした店内が穏やかな雰囲気に包まれた。
来年2月には、2階住居部分のシェアスペースを含め全面開店する。鯉沼さんは「良い空間にして人がつながれる場所にしていきたい」と意気込んでいる。
地図を開く | 近くのニュース |