光の綾に包まれて 【2022とちぎ紅葉めぐり】佐野・金蔵院

下野新聞
2022年11月25日

佐野市仙波町の金蔵院で紅葉が見頃を迎え、鮮やかに色づいた木々のトンネルと落ち葉の共演が参拝客を魅了している。

約60メートルの参道沿いにモミジやカエデなど約100本が並ぶ。木々の下には石仏が備えられ、風情あふれる空間に広がっている。

竹内英洋(たけうちえいよう)住職(52)によると、前日23日の雨で落葉が進み、紅葉は終盤。あと1週間は楽しめそうだという。

24日は朝から写真愛好家らが訪れ、差し込む木漏れ日と足元でしっとりとぬれた落ち葉の風景を写真に収める姿が見られた。

同市栃本町、中里(なかざと)フサ子(こ)さん(72)は「ここの紅葉を見る度に元気をもらっています」と散策を楽しんでいた。