日光・輪王寺で「延年舞」 厳かに僧侶舞う

下野新聞
2016年5月18日

 開山1250年を迎えた日光市山内の世界遺産日光山輪王寺で17日、天下泰平や延年長寿などを祈願する秘舞「延年舞(えんねんのまい)」が本堂「三仏堂」で厳かに奉納された。

 延年舞は、神仏習合の信仰を残す行事の一つで、日光山の諸仏諸神に奉納する。1160年余りの伝統がある。舞い手は輪王寺支院の新参住職が務め、代々、口伝で受け継がれる。

 この日は参拝客ら約50人が参列。一山の僧侶たちが「延年頌(じゅ)」と呼ばれる声明(しょうみょう)(節を付けたお経)を唱える中、2人の舞い手が順番に舞いを披露。ヒノキの板間が足で踏み鳴らされ、この日にしか身に着けない緋(ひ)色の直垂(ひたたれ)がふわりと舞った。


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