焼きまんじゅう風味の魚、名物に 冷凍切り身を開発 玉村の水産2社と老舗・飯玉屋コラボ

上毛新聞
2021年9月1日

 玉村町内の水産物関連2社と焼きまんじゅう店が連携し、焼きまんじゅう風味に加工した冷凍の切り身魚を開発した。甘いみそだれと魚のうま味が一体となり、魚が苦手な人も食べやすいようにした。3社は「玉村を盛り上げる材料にしたい。ゆくゆくは群馬の名物に」と意気込んでいる。

 商品の企画と販売を水産物卸売の海老善(同町板井、町田純社長)が、製造と販売を水産加工の関東フーズ(同所、山中祐一社長)がそれぞれ担った。味の決め手となるみそだれは、老舗の焼きまんじゅう店「飯玉屋」(同町福島、新井朋子店主)が提供した。

 コンセプトは(1)魚食文化の普及(2)焼きまんじゅう文化の普及(3)地元を盛り上げる―の3点。町田社長は以前から玉村の関連業者を活性化させたいと考え、「群馬のソウルフードを魚で表現したら面白いのでは」と発案した。

 粘度のある濃厚なたれを使い、甘さをベースに魚のうま味を引き出した。基本のラインアップは「焼きまんじゅう風味 いか」(324円)、「焼きまんじゅう柚子(ゆず)風味 さば」(同)、「焼きまんじゅう生姜(しょうが)風味 かれい」(378円)の三つ。31日までの期間限定で「焼きまんじゅうレモン風味 銀さけ」(486円)も販売している。

 商品の出来栄えについて、飯玉屋店員の新井健太さんは「魚の良さを殺さず、焼きまんじゅうの風味も出ている」とし、山中社長は「食感も脂も異なる魚を使ってバリエーションが楽しめる」とこだわりを説明している。

 JR高崎駅の「群馬いろは」、道の駅「玉村宿」、海老善で販売している。今後、販路を拡大する方針。問い合わせは海老善(0270-64-0600)へ。(中里圭秀)

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