かわいく、おしゃれで、楽しく、おいしい 生フルーツなど使用のゼリー「てんぐの玉手箱」

上毛新聞
2021年1月29日

 全国の優れた産品を発掘・表彰する「フード・アクション・ニッポンアワード2020」(農林水産省主催)は27日、「MightyKonjac こんにゃく工房迦しょう」(沼田市中発知町、遠藤周社長)の「てんぐの玉手箱」など10点を「受賞」産品に選んだと発表した。全国1019点の応募の中から、「てんぐの玉手箱」は審査委員企業の1社、オンワードホールディングス(HD、東京都)が選出。同社のグルメ通販サイトでも販売される。

 てんぐの玉手箱は県産生フルーツやコンニャクを使った風船入りのゼリー。果実やコンニャクの配合量が多く、軟らかな食感が特徴で、風船を割って食べるドキドキ感も演出している。

 製造責任者の遠藤春奈さんは「かわいく、おしゃれで、楽しく、おいしいという目指すコンニャク像がアパレルメーカーに理解してもらえた」と喜んだ。同HDの保元道宣社長は「女性目線で企画された素晴らしい商品」とした。

 同アワードは国産農林水産物の消費拡大を目指して開かれ、12回目。全国から農林水産物や加工食品を募集し、1次審査で入賞100点を選定。2次審査で各審査委員企業が「発酵旨味オイル」や「かまぼこチップス」などを「受賞」産品に選んだ。