イチゴ狩り 旬を楽しむ 佐野 感染対策、入場制限も

下野新聞
2020年12月23日

 【佐野】植下町の「佐野観光農園」の花の丘農場でイチゴ狩りが始まり、観光客が旬の味覚を楽しんでいる。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、一つのハウスにつき20人以下の制限を設けて実施。オープン初日の12日は、例年の約半数に当たる63人が訪れた。

 天候に恵まれた19日は、カップルや家族連れが真っ赤に熟れたイチゴを堪能した。ウェブサイトの高評価を見て予約したというさいたま市大宮区、会社員水崎勝太(みずさきしょうた)さん(25)は「貸し切り状態で楽しめたので、周りを気にせず食べられて良かった。イチゴはすごく甘くていくつでも食べられそう」と満足の笑みを浮かべていた。

 同農園は例年、昨年の台風で被災した第一農場でもイチゴ狩りをしているが、今年は新型コロナ禍で実施を見送った。

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