フレッシュさ、職人技で おとめミルクアイス 道の駅もてぎ 茂木
下野新聞
2021年1月21日
近年一気に道の駅の看板料理に駆け上った「もてぎのゆず塩ら~めん」にひけを取らないロングベストセラーが「おとめミルクアイス」(320円)。売り場には長い列ができ、都内のイベントに出れば指名買いが入る大人気商品だ。
人気の秘密は、摘みたての町内産完熟とちおとめを目の前でつぶし、ミルクアイスに合わせて作るフレッシュさ。原料の牛乳はご当地八溝産というこだわり。生のイチゴが提供できる12~5月の限定販売となる。
春を先取りしたような淡いピンク色に真っ赤な果肉がのぞき、口に含むと果肉の食感が本物感を高める。もちろん香りは抜群だ。
イチゴをつぶしてミルクアイスと混ぜ、へらで素早く形良くコーンに盛るのは職人技という。「やってみたが、すぐ溶ける。とてもあの速さであの形にはできない」と事務方の従業員。
アイスコーナーのベテラン女性従業員(60)は「東京から来て2個食べて帰る人もいる。お客の期待も大きいから大変だが、作りがいがある」と胸を張った。
【メモ】茂木町茂木1090の1。茂木産果実を使った「まるごとブルーベリー」「りんごヨーグルト」(各320円、夏~秋季)もある。(問)0285・63・5671。
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