和と洋二つの味わい堪能  W氏家うどん 氏家バルAORY(さくら)

下野新聞
2020年9月7日

 店は今年6月15日にオープンした。新型コロナウイルス禍での出店に青木佑太(あおきゆうた)代表(29)は「今までの積み重ねを無駄にしたくないという思いと周囲の声に後押しされた」と振り返る。

 前の店名は「氏家オープンダイニングWAKAZO」。市の支援制度を活用できる氏家駅前の「eプラザ参番館」を店舗とし、5年間営業した。

 人気の継続メニューの一つに「W氏家うどん」がある。地元産の小麦「イワイノダイチ」を使用したうどんをベーコン入りのカルボナーラソースとしょうゆベースのつゆで味わう。麺は腰の強さと香り、小麦本来の色も楽しめる。

 「お好みで、カルボナーラソースに半熟卵を入れてください」。実行すると濃厚さを増したソースとなり、太麺に絡んできた。ランチメニューのW氏家うどんは並盛り880円から(サラダとドリンク付き)。今回は小鉢3点付き(200円)を追加した。

 本来は、ポークソテーといったワンプレートが売りの店。青木代表は「地元で生まれ育った私は氏家うどんを『外せない』」と話し、野菜なども極力地場産にこだわっているという。夜も注文可能なうどんは「締め」にもお薦めとか。

 【メモ】さくら市氏家2366の2。午前11時~午後2時半。午後5時~同10時(現在時短)。不定休。(問)028・680・4361。

地図を開く 近くのニュース