蛸屋の新商品「開運 崖っプチ最中」

「崖っプチ最中」発売へ 小山の蛸屋 復活への思い込め新商品 あん5種類、5個で900円

下野新聞
2020年2月12日

 経営再建中の和菓子製造販売「蛸屋(たこや)」(小山市城東4丁目、青谷洋治(あおやようじ)社長)は11日、新商品「開運 崖っプチ最中(もなか)」を発売する。会社存続の危機を乗り越え、本格的な復活を目指して社員全員で考案した渾身(こんしん)の新商品。同じように「崖っぷち」を経験した人への「人生応援菓」と銘打ち、同社は「笑顔と元気を取り戻せる奇跡的な和菓子を目指したい」としている。

 新商品は、縁起物のだるまの形をした小さな“プチ”サイズの最中だ。5個1セットで税込み900円。こしあん、白あん、粒あん、いちごあん、マーマレードあんの5種類が入っている。北関東3県と埼玉県の計67店舗で定番商品として販売する。

 老舗・蛸屋菓子店は関連会社とともに約35億円の負債を抱え、2017年に会社更生法の適用を受けた。翌18年7月、外食チェーン坂東太郎(茨城県古河市)の子会社として再出発した。

 その後、1年半かけて100以上あった店舗を削減し、商品アイテムも約30品目から16品目まで絞り込んだ。在庫・仕入れ管理システムの導入、従業員の意識改革など経営改善に取り組み、「全く新しい商品開発に取り組める段階になった」という。

 商品名には、地元・小山市のキャッチフレーズ「開運のまち」にちなみ「小山からの再生、逆転、必勝」との願いを込めた。担当者は「誰かを励ますときの贈答品に」と薦めている。

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