ナシとイチゴで「生どら」 道の駅はが 町特産を手軽に
下野新聞
2019年3月12日
【芳賀】町特産のナシとイチゴをアピールしようと、祖母井(うばがい)の「道の駅はが」は今月、「まごころ生どら」の「おもて梨」と「いちご一会(いちえ)」を発売した。親しみやすいどら焼きにして、気軽に手に取ってもらう狙いだ。訪れた人の「ここでしか買えない物はないのか」との声に応え、開発した。
祖母井の金田果樹園のナシとイチゴを使い、鹿沼市村井町の三宝製菓に製造を依頼。ぞれぞれのピューレをふんだんに使い、クリームと合わせて「あん」とした。道の駅の担当者は「双方甘さは控えめ。ナシは芳醇(ほうじゅん)な香りが口の中に広がり、イチゴは少し酸味がある」と話す。
今月2、3の両日、下野市薬師寺の道の駅しもつけで開かれた「とちぎ道の駅フェスタ2019」でデビュー。試食販売すると、来場者から「ナシを使ったどら焼きは珍しく、おいしい」などと好評で、各120個が完売したという。
いずれも税込み180円。通年販売。要冷凍で解凍して食べる。(問)道の駅028・677・6000。