かれんさと香り 誘われて 栃木・清水寺 ロウバイ見頃

下野新聞
2020年1月20日

 栃木市大平町西山田の清水寺(せいすいじ)境内で、ロウバイが見頃を迎えている。黄色いかれんな花と甘い香りが、ハイキングなどで訪れた来場者を楽しませている。

 観音堂の参道や駐車場に約200株のロウバイが植えられている。冬でも花が楽しめるようにと、2007年から地元住民らが植え始めた。現在も住民らが毎年剪定(せんてい)作業を行っている。

 寺によると、今冬は昨年12月下旬に開花した。暖冬の影響か、見頃は例年よりも1カ月ほど早い、今月いっぱいまでという。

 17日は朝からハイキング客らが訪れ、花に見入ったり香りを楽しんだりしていた。よくランニングに訪れるという下野市、森田伊知子(もりたいちこ)さん(64)は「ここは季節によっていろいろな花が咲いている。香りが『ぶわっ』として、すごかったです」と話した。

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