圧巻のゲルニカ 館林美術館「ピカソ展」

上毛新聞
2019年10月10日

 群馬県立館林美術館の企画展「ピカソ展 ゲルニカ『タピスリ』をめぐって」が12月8日まで、同館で開かれている。スペインの巨匠、ピカソの「ゲルニカ」を原画にしたほぼ原寸大のタピスリ(タペストリー)や絵画、版画など約110点が並んでいる=写真

 ピカソは、スペインの内戦で起きた無差別爆撃の衝撃からゲルニカを制作。タピスリを中心に、独特なキュービスムの手法で描かれた絵画、内戦時のポスターなどを展示し、ゲルニカ制作時の空気感を演出する。

 月曜休館(祝日と県民の日は開館、祝日の翌日は休館)。一般820円、大学・高校生410円。問い合わせは同館(電話0276-72-8188)へ。