水面彩る大輪の花 足利 熱帯性スイレン見頃

下野新聞
2019年9月19日

 足利市迫間(はさま)町の「あしかがフラワーパーク」で熱帯性スイレンが見頃を迎え、紫や青、ピンク色などの大輪の花が水面(みなも)を彩っている。

 園内の「フラワーステージ」の池、水路は約300株の熱帯性スイレンが花と葉で水面を覆っている。愛好家が交配し一般には流通しない種なども含め、約50種類が色とりどりの花を咲かせている。

 同パークによると、夏場の天候不順の影響で花の大きさは例年より一回り小さめ。それでも直径20センチほどの花をつけた株もあり、10月いっぱいは楽しめるという。

 一眼レフカメラを持って撮影に訪れた栃木市大平町富田、新井平八(あらいへいはち)さん(82)、ワキさん(80)夫妻は「こんなにたくさんの色、形があるなんて。素晴らしい」と感激した様子だった。