ベリーマッチな一杯 宇都宮でカクテルの祭典

下野新聞
2019年5月13日

 宇都宮市内のバーテンダーが一流の技を披露する「ストロベリー カクテルカーニバル2019」(宇都宮カクテル倶楽部(くらぶ)主催)が12日、同市江野町のオリオンスクエアで開かれた。約6千人の来場者が汗ばむほどの陽気の中、カクテルに酔いしれた。

 本県のイチゴ生産量が半世紀にわたって全国1位を維持していることを記念し、今年は会場内の全てのブースでとちおとめを使ったカクテルを提供した。

 正午にイベントがスタートすると同時に各ブースには長蛇の列ができ、会場はにぎわいを見せた。多くの来場者が好みの一杯を手に、楽しいひとときを過ごしていた。

 スティック状のチョコレート菓子が入ったイチゴのカクテルを飲んだ小山市犬塚2丁目、会社員扇谷諒祐(おうぎたにりょうすけ)さん(24)は「ほろ苦いチョコとイチゴがベリーマッチでした」と笑顔で話した。