ひな祭りは桃色うどん 桐生4店で3月3日からフェア

上毛新聞
2019年3月3日

ひな祭りを名物のうどんで盛り上げようと、桐生市内にある四つのうどん店が3日、「ひなうどんフェア」を始める。春らしい桃色の麺を、通常の麺やひもかわとの合い盛りなどにして、さまざまな味わい方を楽しめる。桐生地域でひな祭りを4月3日に祝うことから同月7日まで実施する。

参加するのは、しみずや(新宿、清水靖彦店主)、藤屋第一支店(同、大川順司代表)、梅山本(東、林正之店主)、亀六(川内町、津久井文芸(ふみき)店主)の4店。

しみずやの「こむぎ春日和(びより) ひなうどん」(900円)は、通常の麺に加え、サクラの塩漬けを練り込んだ桃色、桑茶の粉を入れた緑色の3色の麺を県産の鶏むね肉とネギが入った温かいつけ汁で食べる。藤屋第一支店の「さくらうどん」(550円)は、サクラの葉の粉を練り込んだ太めの麺を冷たいつけ汁で食べる。通常の麺との合い盛りは500円。

梅山本の「桜うどん」(900円)は、サクラの葉の粉を練り込んだうどんとひもかわのほか、通常のうどんかひもかわを重ねるボリューム満点の三段重にした。亀六の「ひなうどん」(550円)は、ひな祭りらしいピンク色のうどんとひもかわ、通常の麺を組み合わせられる。合い盛りは700円。

しみずやの3代目、清水利信さん(50)は「春を感じられる食べ比べを楽しんでほしい」と呼び掛ける。問い合わせは各店へ。