高安豪快「福は内」 笠間稲荷で豆まき

茨城新聞
2019年2月4日

節分の3日、招福を願って豆などをまく追儺(ついな)式が笠間市笠間の笠間稲荷神社で行われ、多くの参拝客でにぎわった。豆まき役には昨年に続き、大相撲の大関高安関=土浦市出身、田子ノ浦部屋=が参加し、式を盛り上げた。

裃(かみしも)とたすき姿の年男年女ら約150人が特設舞台に上り、「福は内」の掛け声とともに、お菓子や福銭を勢いよくまいた。集まった参拝客は福を受け取ろうと懸命に両手を伸ばしたり、袋をかざしたりした。

式は昼の部、夜の部の2回行われ、高安関の師匠の田子ノ浦親方、元小結高見盛の振分親方、歌手の相川七瀬さんらも参加した。

昼の部に母親と訪れた市立友部第二小5年、丹治美咲(みぶき)さん(11)は「お菓子をたくさん取れて、うれしかった。今年は年女。習っているヒップホップをもっと頑張りたい」と声を弾ませていた。

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