祭り控え、祭頭囃を奉納 神栖・息栖神社
茨城新聞
2017年3月6日
鹿嶋市宮中の鹿島神宮で9日に開かれる祭頭祭(さいとうさい)を前に、74年ぶりで当番を務める神栖市の奥野谷郷(山本信三郎祭事委員長)が5日、同市息栖の息栖神社に祭頭囃(ばやし)を奉納した。
鹿島、香取両神宮とともに東国三社の息栖神社への奉納は、同市内の地区が当番を務める際に行われている。多くの参拝客や近隣住民が見守る中、色鮮やかな衣装を身にまとった約400人の囃人(はやしびと)が太鼓のリズムに合わせ、威勢のいい掛け声とともに樫(かし)棒を組み鳴らした。
近くの女性は「地元が盛り上がってうれしい。9日の祭頭祭も楽しみ」と話した。祭頭祭は午前10時から鹿島神宮周辺で行われる。
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