福袋求め長蛇の列 百貨店で初売り

茨城新聞
2019年1月3日

2019年の初売りが2日、本格的に始まった。今年は水戸駅ビル「エクセル」(水戸市)が元日営業を取りやめ、2日から営業開始するなど小売店や飲食店の一部で元日休業の動きが広がった。

水戸市泉町の京成百貨店では例年通り2日の初売りとなり、店舗にはお目当ての福袋を買い求めようと1日午後11時ごろから行列ができ始め、開店前には5180人が列を作った。長男と訪れた日立市の60代女性は「2日午前1時半から並んだ。どんな福袋があるのか楽しみ」と笑顔。買い物を終えた水戸市の主婦、坂本美智子さん(78)は「タオルや食品などの福袋を8袋購入できてよかった」と喜んだ。

店内では鏡開きや振る舞い酒なども行われ、新春の雰囲気に包まれた。斎藤貢社長は「幸先がいいスタートが切れた。地元に愛される百貨店になれるよう努力を続けていきたい」と話した。一方、エクセルの担当者は「例年よりも人の流れがあり、福袋も好調だった」とした。

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