水戸の百貨店で初売り 福袋求め長蛇の列

茨城新聞
2020年1月3日

水戸市泉町1丁目の京成百貨店で2日、恒例の「初売り」が始まった。今年は衣料品や雑貨、食品などの福袋約530種類約1万7千点を用意。店内は開店直後からお目当ての福袋を買い求める来店客でにぎわった。福袋の販売は3日まで。

同店では2日午前0時ごろから客が並び始め、開店前には約5千人が店舗周辺に行列を作った。予定より15分早い午前9時15分に開店すると、来店客が各売り場に詰め掛け、福袋が並ぶ台を囲んだ。

同店によると、福袋の売れ筋は1万円前後。今年初めて用意したキャンプ場の無料券が付いたキャンピングカーなども注目を集めた。孫たちと訪れた水戸市の女性(66)は、お目当てのおもちゃの福袋を7袋購入し「幸先のいいスタートが切れた」と笑顔だった。

正面口周辺では鏡開きや振る舞い酒、和太鼓、水戸葵陵高生による書道のパフォーマンスなども行われ、新春のムードを盛り上げた。

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