燃える赤 山から里へ 【紅葉特集】 Vol.2

上毛新聞
2018年11月7日

===みどり・小中大滝===

落差96メートルと壮大なスケールを誇るみどり市東町の小中大滝。周囲のヤマツツジやモミジが赤や黄に染まり、深まる秋を演出している。
滝への道中にある最大傾斜44度のつり橋「けさかけ橋」も見どころの一つ。市観光課によると、紅葉は今週末が一番の見頃で10日ごろまで楽しめる。(1日午前10時ごろ、綱島徹撮影)

===太田・ぐんまこどもの国===

秋晴れの空の下、ポプラの木が黄色のトンネルを作り、元気に駆け回る子どもたちの歓声が響く。太田市のぐんまこどもの国に暖かい日差しが差し込む。
ゆっくりと散歩する人、ランニングで息を弾ませる人も。幅広い世代の憩いの場となっている。(2日午前10時30分ごろ、宮崎浩治撮影)

===桐生・新川公園===

モミジバフウの木の下に、菊の大輪が並ぶ。桐生市の新川公園で第65回桐生菊まつり競技大会が開かれており、菊と紅葉の“競演”が楽しめる。
大会を主催する桐生菊花共楽会の根岸実二会長(87)は「写真愛好家がよく来るよ」とにっこり。15日まで。(2日午前11時ごろ、大橋周平撮影)

===高崎・榛名神社===

山頂から下ってきた紅葉が、榛名神社(高崎市榛名山町)の境内を秋色に染めた。色鮮やかな木々は静かな参道や風格漂う建物の数々を彩り、参拝客を出迎えている。
榛名観光協会によると、神社周辺の紅葉は今月中旬まで楽しめそう。標高が高く、先行して色づき始めた榛名湖畔も見頃が続いているという。(2日午後2時25分ごろ、梅沢守撮影)

===前橋・SUBARUふれあいの森 赤城===

前橋市富士見町の「SUBARUふれあいの森 赤城」(赤城森林公園)ではモミジやカラマツといった木々が黄色や赤色に染まり、登山客らが歩道を散策しながら深まる秋の雰囲気を楽しんでいる。
施設管理者によると、紅葉の色付き具合は平年並みで、見頃は1週間程度続くという。開園時間は午前10時~午後4時。(1日午後1時ごろ、宮崎浩治撮影)

===安中・アプトの道===

トンネルを抜けると、鮮やかな赤色に目を奪われる。旧信越線廃線跡にある遊歩道「アプトの道」(安中市松井田町)の紅葉が見頃を迎え、観光客でにぎわっている。
碓氷第三橋梁(きょうりょう)(めがね橋)付近では、高さ31メートルのれんが造りの橋の上から、色づいたモミジやカエデを楽しめる。訪れた人は景色を眺め、写真を撮ったりしている。(2日午前11時半ごろ、和泉皓也撮影)

===藤岡・桜山公園===

日が落ちた桜山公園(藤岡市三波川)に明かりがともる。紅葉と冬桜が幻想的に浮かび上がり、鏡面のような池に影を落としている。
紅葉は今が見頃、冬桜も花を付け始めている。
ライトアップは25日までの金~日曜。午後4~9時。来場者には普通車1台当たり500円の協力金を求める。(2日午後5時20分ごろ、宮崎浩治撮影)

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