「太々神楽」を奉納 結城諏訪神社 五穀豊穣祈る

茨城新聞
2018年4月4日

結城市上山川の結城諏訪神社(山川誠人宮司)で3日、例大祭が開かれ、県無形民俗文化財の「太々神楽(だいだいかぐら)」が奉納された。境内には多くの住民らが訪れ、地域の平安と五穀豊穣(ほうじょう)を祈る舞を堪能した。

太々神楽は、神話や身近な信仰を題材にした十二の舞で構成され、地域の氏子による「諏訪神社太々神楽保存会」(須藤克己会長)が太鼓や笛、舞で継承している。江戸時代中期に始まったとされ、毎年4月3日に奉納されている。市内の5カ所ほどの神社から奉納の依頼も受けている。

満開を過ぎた桜の花びらがひらひらと舞う中、てんぐやキツネなどの面を着けた神楽師が力強く舞った。「恵比寿(鯛釣り)の舞」では、えびす様が釣り糸の先に福餅を結び付け投げ込むと、参詣者たちは大騒ぎ。福菓子もまかれ先を争って拾い合った。

下妻市の会社員、門井勇人さん(24)は「妖怪や伝説、祭りが好きで全国を見て回っている。結城の神楽は初めて見たが、特にキツネが舞うのは珍しく、面白かった。見に来てよかった」と感心していた。

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