広域路線バス3市つなぎ試験運行 潮来-行方-鹿嶋 10月本格運用目指す

茨城新聞
2016年5月21日

潮来、行方、鹿嶋の3市をつなぐ広域路線バスの試験運行が21日、スタートする。試験運行は、利用者のヒアリング調査を行いながら約半年間続け、10月の本格運行を目指す。試験運行を前に20日、各市の担当者らが集まって試乗運行が行われた。

広域路線バスの運行は、地方創生加速化交付金を財源に、鹿行5市が連携して観光促進を進める「鹿行広域DMOプロジェクト」の一環。バス運行については、行方市地域公共交通協議会が主体となり、行方、潮来、鹿嶋の3市が連携して行う。事業費は1950万円(650万円×3市)で、関鉄グリーンバス鉾田営業所が事業者。

試験運行はJR潮来駅(潮来市)から水郷潮来バスターミナル(同)、道の駅いたこ(同)、JR延方駅(同)、白鳥の里・かんぽの宿潮来下(同)、レイクエコー・なめがたファーマーズヴィレッジ(行方市)、大野出張所前(鹿嶋市)などを経由し、大洗鹿島線鹿島大野駅(同)までのルートを往復する。料金は初乗り200円で、最大800円(未就学児は無料。小学生および障害者は50%引き)。午前6時45分発から午後5時35分発まで、1日に往復16本を運行する。

同ルートは、各市の観光や交通の拠点のほか、かつて民間バスが走っていた廃線ルートや、各市のコミュニティーバスのルートから外れた不便な地域などを通る。行方市の担当職員は「観光振興のほか、高齢者ら交通弱者や通勤通学者の利便性向上など、3市それぞれで考え方やメリットが違う。鹿行地域の交通がつながる第一歩。多くの方に利用していただき、意見を伺いたい」と話した。

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