画家・清水登之のいた大正のパリ、シャンソンで思いはせ 栃木・蔵の街美術館で演奏会

下野新聞
2016年3月13日

 【栃木】市出身の画家清水登之(しみずとし)の企画展「没後70年 栃木に生きる清水登之」を開催している、とちぎ蔵の街美術館は12日、「清水登之のパリ時代」と題したシャンソンコンサートを同館で初めて開いた。

 音楽とともに清水の絵画を楽しんでもらおうと企画。市出身のシャンソン歌手Kimieさんが「古きパリの岸辺に」「モンマルトルの丘」「魅惑のワルツ」など、清水がパリで活躍した時代に流行したと思われる曲を披露。約40人の来場者は、ピアノやアコーディオンの演奏に合わせて響き渡る美しい歌声に耳を傾けていた。

 企画展は27日まで。

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